蛍光灯廃棄をどうやって安く抑えるか?
蛍光灯・水銀灯等、水銀含有の照明設備のLED化は日本全国で進んでいます。旧来の照明器具は製造停止としている場合が大半で流通価格も上昇傾向。おのずとLED化が進む世の中になっています。
一方で課題となっているのが、水銀含有照明器具の処理に関することです。特別管理産業廃棄物に定義され、処理に関する手間は過去に比べるとかなり増えています。
今回はその蛍光灯処理に関してのお困りごとと当社の対応についてご紹介します。
電気工事会社様がお客様から処理費用をいただけなかったというケース
LED化工事をしていく中で、処理費をどちらが負担するかという部分でお客様と認識齟齬が生まれてしまうケースは少なからず生じます。
同社も同じように、工事費の見積りの中に処理費は含んでいませんでしたが、お客様の認識としてはすべて負担してもらえるだろうというものでした。
その結果、工事会社が負担せざるを得ない状況が生まれてしまい、工事利益に大きく影響したということがありました。
同社はその経験から、工事見積もり段階で処分数量を確定し、見積金額に反映するという改善策を講じました。
予め、処理業者である当社と処理方法や運搬方法について話し合い、それを工事見積の中に反映させることで解決をしました。
想定していた単価より高い!処理をどうするか悩んだ事業者の取り組み
冒頭お話しした通り、蛍光灯の処理費は相応の金額になります。
特に処理業者によっては処理の最小ロットが定められており、それに満たない場合、割高の処理費となる場合があります。
「お見積りを見たら驚いた」
そのようなご担当者様のご相談から本事案は始まりました。
当社は積替保管施設として多くのお客様から廃棄する蛍光灯を集め、処理業者の処理ロットに合わせて処分することができます。このお客様も、弊社を経由することで処理費用を半額近くまで落とすことができました。
蛍光灯の市場流通量は確実に減っていきます。同時に、都度処理をしていくと割高になってしまう傾向にあります。
皆様においても事業計画から照明更新時期は定められていると思いますが、その時期によって単価が変わってしまうというのは、ココログリしいですが事実です。
是非、早い段階でご相談をいただけますと幸いです。