廃棄物の処理コストは誰もが削減したいものです。昨今では、最終処分場の逼迫や、廃棄物処理市場の動向から値上げ要請をお願いする場面も多々あり、事業所様における廃棄物コスト削減の課題はより大きなものになっているかと存じます。

その中で、ぜひご活用いただきたいのが、当社スタッフによる分別指導です。処理フローを適切に行っていく中で、最低限のコストは致し方ないものですが、工夫次第ではコスト削減ができる余地もがある場合もあります。一度話を聞いてみたいという方は、気軽に当社営業スタッフにお声がけください。

工事会社での分別指導！混廃から単品単価へ！

■建設業（工事会社）様での事例■

分別の相談のご依頼をいただいたのは同社の社長がキッカケでした。産廃置き場が汚く、社長から改善をするようにと指示がでて、そこから、レイアウトを考えたいというご相談から話がスタートしました。

■取組内容■
品目と場所を再度定義して、運用性を踏まえてレイアウトを新しくしました。

■お客様メリット■
何よりも置き場がきれいになりました。分別保管ができるようになったことで、今まで混合廃棄物として90円/㎏処理をしていたものが、単品品目（単価）で対応ができるようになりました。具体的には木くず35円/kg、廃プラ60円/kg、ガラス50円/kg、残った混合物90円/kg、段ボールに関しては買取で対応ができるようになりました。

工事会社での分別指導②！しっかりと分別をすれば、40％引きの単価提示も！

■建設業（防水工事会社）様での事例■

塗装業を営まれているお客様の事例です。塗料をドラム缶で回収していましたが、そのうち半分が養生ビニール、刷毛、軍手などでした。

■取組内容■
それぞれを分別して、処理をいただくようにお伝えをさせていただきました。

■お客様メリット■
分別をしない状態ではドラム缶当たり3.5万円の処理費でしたが、分別をすることで2万円まで下げることができました。お客様側のちょっとした工夫で、処理費を大きく下げることができ、非常にご満足いただきました。

工事会社での分別指導③！少しの工夫で処理費を大きく削減！

■建材メーカー様での事例■

以前から当社へ廃棄物を出していただいていたお客様です。昨今の最終処分単価高騰に合わせ、当社からお客様へ値上げのお願いをした際に、合わせて分別方法を提案させていただきました。

■取組内容■
今までは、混合廃棄物として一気に捨てていたものから、石膏ボードと液体物を分けていただくようにお願いしました。

■お客様メリット■
今までは廃プラスチックを主とする廃棄物に石膏ボードが混ざり、さらに液体物が入り・・・ということで管理型処分場に行くしか無い荷になっていました。しかし分別をすることで、リサイクルの手法が検討できるようになり、今回の事例では㎥単価3.5万円から1万円、処理費用全体も28万円から8万円まで落とすことができました。