新型コロナウイルスが5類に分類されました。それに伴い、国が各業界団体と共に策定をしていた「感染症対策ガイドライン」も運用停止となり、今後は各自の判断にて予防を図ることとなりました。ものによっては「これはやりすぎなのでは？」と思うような感染症対策備品もあったのではないかと存じます。弊社でも、コロナ感染症対策備品の廃棄に関するお問合せをいただく機会が増えました。

特に私たちにお声がけが多いのがパーテーションやビニールカーテン、消毒液・体温検知が一体型のディスペンサー等の一斉処分です。導入時は、急ぎで設置したため考えなかった廃棄コスト。意外に高いと度々ご相談をいただきます。

なぜ、高くなってしまうかというと、事業所様で廃棄されるパーテーションやビニールカーテンは産業廃棄物として処理することが求められ、結果として相応の費用となってしまうためです。私達も、極力ご負担が少ないようにご提示はするのですが、その上でそのようなお声をいただくことがあることはご理解をいただけますと幸いです。

弊社では、その上で以下のご提案をさせていただいております。

「回収日を指定させてください。相積みをすることで運搬コストを下げます。」

廃棄物処理費用の内訳は、廃棄物の処理費と運搬にかかる車両費です。廃棄物処理費に関しては、処理量に応じて金額が決まりますので、価格低減にも限界がございます。一方、車両費に関しては、一社のみの改修であれば車両チャーターとなりますので相応の費用となりますが、複数社で相積みをすれば、コスト低減も可能です。是非、弊社提案にご協力をいただけますと幸いです。

5類になったからと言って、安心ができるわけではありません。当社では継続的な感染症対策を講じ、皆様に安心・安定的に廃棄物回収・処理サービスをご提供できるよう、取り組んでまいります。