集中豪雨対策は大丈夫ですか?雨が原因で処理費用が増えてしまうことも…
昔はなかったような集中豪雨を経験する頻度が多くなってきました。廃棄物の視点から雨への対策は大丈夫でしょうか?弊社のお客様でも、雨が原因で廃棄物処理費用が増えてしまったという事例がみられるようになってきました。
「分別していたのに、、、雨が原因で混合廃棄物に」
分別をしていても、雨が原因で混合廃棄物としなければならなくなってしまった。その結果、処理コストが増えてしまったというお客様が最近増えてきました。
「雨が降った分の嵩増し分は乾かせばよい」というレベル感ではなく、雨が原因で他廃棄物と混ざってしまったというケースです。
廃棄物の処理コストは、大きく3つに分かれます。
収集運搬費用、選別費用、処理費用です。処理費用は焼却処分やリサイクル処理、埋立処理などです。処理コストを削減するためには、いかに低コストで処理できるように分けていくかがポイントになるのですが、そこでポイントとなるのが選別費用です。
分別をお願いしているのは、処理コストに直結するためです。
そのうえで、昨今みられる雨は大きな懸念事項です。「ただ濡れてしまう」だけでも重量が増していますが、他廃棄物と混ぜられてしまう場合は特に大変です。ほかの廃棄物と分別ができないものは、処理コストが高い処理方法を選ばざるを得ません。
昨今の異常気象の影響は廃棄物処理の現場でも、大きく影響しています。どのような解決策があるかは是非ご相談ください。
事前にできる対応策として、廃棄物保管場所やコンテナにシートをかけて雨を予防する、保管場所に止水壁を設置するなどございますが、小まめに廃棄をすることも有効施策の一つと言えます。弊社としてもできる限り、皆様のご負担にならないようにしていきたいという思いがある反面、天候に関しては抗うことができないことも事実です。皆様の排出の状況に応じて、このようにすれば良いだろうというご提案も可能です。ぜひ、お声がけください。