事務所の移転、整理、レイアウト変更を行う際、買い替えることによって発生する不要物や廃棄すべきものが多く発生し、当社にもその処理についてご相談を頂くことがあります。捨てる物品について「廃棄する物」として一括りにされがちですが、その処理方法により廃棄コストは大きく変動します。具体的には、産業廃棄物や一般廃棄物として処理するケースもあれば、スクラップとして扱えるケースもあります。

廃棄物の種類とその処理方法

廃棄物は、その種類によって適切な処理方法が異なります。産業廃棄物として扱うケースと事業系一般廃棄物として扱うケースがあり、それぞれ異なる許認可が必要です。適切な処理を行うためには、信頼できる業者に依頼することが求められます。

廃棄物処理の際には、まず対象となる物品を全て確認し、産業廃棄物と事業系一般廃棄物を区別します。適切な分別が行われることで、無駄な処理費用を抑えることができます。

スクラップとしての処理

一方で、金属製の家具や設備については、スクラップとして処理することが可能です。スクラップとは、再生鉄を作るための材料として利用されるものであり、廃棄処理費を支払うのではなく、一定の金額で買い取ってもらうことができます。（スクラップの買取価格は付着物の状況や運賃、その時々の市場相場により変動します）

当社の取り組み

当社では、事務所の移転や整理に伴う廃棄物の処理について、お客様に最適な提案を行うため、まずは廃棄予定の物品を全て確認させていただいています。その上で、スクラップとして扱えるものと、廃棄物として処理せざるを得ないものを分別し、それぞれに最適な処理方法を提案します。

こうすることにより、お客様にはコストを最小限に抑えた形での処理が可能となります。例えば、金属製の家具や機器については、スクラップ業者との連携により、高価買取を実現し、処分費用を削減しています。また、廃棄物についても、適切な業者に依頼することで、法令遵守を徹底しつつ、最適なコストでの処理を実現しています。