有限会社エーシーピー物流

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当社の提案

【2027年問題】設備撤去時の廃棄物対応。環境リスクとのポイント



加速するLED化と蛍光灯の廃棄問題

2025年も後半に入り、蛍光灯の処理に関するご相談が急増しております。 以前からアナウンスされていた「蛍光灯の製造停止」が現実味を帯びてきたことで、これまで様子見をされていた事業所様においても、LED化への切り替えが急速に進んでいるようです。



【参考:迫る2027年問題】 「水銀に関する水俣条約」の合意に基づき、日本国内でも法整備が進んでいます。 重要なポイントは、2027年末までに、すべての一般照明用蛍光灯の製造・輸出入が禁止されるという点です。



工事業者様にお話を伺うと、駆け込み需要によりLED照明の納期が延びているケースもあるとのことで、市場全体が「完全LED化」に向けて本格的に動き出していることが分かります。


ここで注意が必要なのが、大量に発生する「廃蛍光灯」の処理です。 蛍光灯には有害物質である水銀が含まれているため、環境負荷の観点から慎重な取り扱いが求められます。「嵩張るから」といって、お客様自身で割って処理をすることは絶対にお控えください。水銀が飛散するリスクがございます。 ACPグループでは、蛍光灯の適正処理を行う専門会社との連携により、安全な保管・処理方法をご提案可能です。




空調設備の撤去における「見えないリスク」

蛍光灯と同様に、設備更新時に注意が必要なのが「空調設備」です。 空調設備は、熱を運ぶ役割を持つ「冷媒」によって稼働していますが、この冷媒には「フロン類」が使用されています。近年の新しい空調機では、環境に配慮した冷媒や自然冷媒も採用され始めていますが、今回更新対象となるような古い設備には、依然として環境負荷の高いフロンが充填されているケースがほとんどです。



そのため、空調設備の撤去には、フロンを回収するための専門知識と資格を持った作業員が不可欠です。 もし、フロンをみだりに大気中に放出してしまうと「フロン排出抑制法」に基づき、重い罰則が科される可能性があります。何より、地球環境への影響は甚大です。



ACPグループでは、数多くの設備撤去案件に対応してきた実績がございます。フロン回収業者の手配から、弊社による一括対応まで、お客様の状況に合わせて柔軟にご案内が可能です。




「省エネ」だけでなく「捨て方」にも企業の責任を

設備更新は、新しい機器導入によるエネルギーコスト削減(省エネ)に目が行きがちです。しかし、企業の社会的責任(CSR)の観点からは、古い設備を「いかに環境に負荷をかけずに処分するか」も同様に重要です。

・法令に則った処理ができているか不安 ・コストを抑えつつ、コンプライアンスを遵守したい ・廃棄物の分別や段取りが分からない

このようなお悩みは、ぜひACPグループへお寄せください。 「捨てる責任」をしっかりとサポートし、安心・安全な設備更新をお手伝いいたします。




2027年の規制強化を前に、設備更新の動きが活発です。 新しい設備の導入による省エネ効果は大きなメリットですが、私たちは「撤去される設備が環境に与える影響」への配慮も、同じくらい重要だと考えています。蛍光灯の水銀や空調機のフロンなど、廃棄時の対応こそが企業の社会的責任を問われる時代です。単なる「処分」としてではなく、リスク管理や環境経営の一環として捉える視点が求められています。ACPグループは、そうした環境配慮の観点も含め、計画段階からトータルでサポートいたします。未来を見据えた設備更新について、ぜひ私たちにご相談ください。

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