廃棄物処理コストを削減する上で最も有効な手法は、分別をしてリサイクル率を向上させるということです。そして、その為には社内の廃棄物排出に関するフローを整えたり、社員や協力業者の方々に正しい知識を持ってもらうこと、そして意識的に分別に向き合っていただくことが必要です。

私達、ACPグループでは「分別講習」を行う事で、皆様の廃棄物処理コスト削減をサポートしています。

分別講習で取り扱うテーマ

私達の分別講習では、排出事業者様の産廃・一廃排出状況をあらかじめお聞きした上で、以下のテーマに沿って講習を行います。

・全部捨てられるから大丈夫！ではない、廃棄物の種類・区分
・リサイクル率を具体的に上げる為に。どのようなものがどうリサイクルされるのか？
・分別をすることで廃棄物処理コスト削減を成功させる企業事例
・皆様の会社で取組めることを具体的に解説

リフォーム業における混合廃棄物の分別講習

静岡市内で幅広くリフォーム工事を行っている工事会社様において分別指導を実施しました。

石膏ボードや液体物が混合化されており、混合廃棄物として処理（特に分別工数がかかる単価が高い物）していたという背景があり、その改善を目的として講習を実施しました。

・参加人数：リフォームの営業・監督、下請け業者（18名）
・実施内容：40分、写真と説明資料、処理フロー
・実施後の変化：各監督、下請業者様で意識の変化が起き、排出状況は多少変化あり

運送業における分別講習

運送仕事をしている事業者様の廃棄物分別講習を行いました。同社では事業の特性上、運送をしていく過程で廃棄物を扱う事があります（コンプライアンス対応の上）。しかし、分別の知識や、廃棄物に関する知識が不十分であり、混合廃棄物として処理をしていたため、廃棄物コストが高くなっていました。

・参加人数：運送ドライバー・営業担当者
・実施内容
　（１）家電リサイクル、産廃、不燃、可燃の分別　追加請求（産廃物）
　（２）コンテナの貸し出し、置き場の整理、レイアウトなどを一緒に検討
・実施後の変化：具体的なコスト削減に繋がっている